2021.05.06 10:40:40
イー・ラーニング研究所が2020年12月に行ったアンケートによると、「保護者が子どもにさせたい習い事」として最も多かった回答が「英語・英会話スクール」だったそうです。
その理由としては「将来のためになると思ったから」が多く、また、他のアンケートなどでも「大人になって苦労しないために」「大きくなってからの英語は苦労すると思うから」「将来の選択肢が増えるように」など、保護者自身の体験から、『少しでも早めにやっておけば…』という、我が子の事を思えばこそ!の気持ちが見え隠れしていますね。
「子どもの将来のため」という目的に向けて、どんな英会話スクールを選ぶべきなのでしょうか。
- 外国人に慣れるように…ネイティブスピーカーの先生がいるお教室?
- なじみやすいように…お友達も通っているお教室?
- 送り迎えを考えると…家から近いお教室?
- 英語の成績を上げたいから…文法も教えてくれるお教室?
…などなど、どれを優先して選んだら「子どもの将来のため」になるのか、悩ましいところだと思います。
小さい頃から英語に触れるメリットはたくさんありますが、小学校4年生くらいまでにフォニックスをきちんと学べるお教室を選ぶと「将来のためになる」と私は考えています。英語の正しい発音は大人になってから矯正するより、子どものうちに身につけてしまった方が簡単で、しかも一生モノのスキルとして使っていくことができます。水泳と同じで、筋肉の動かし方がわかったら、数年ブランクがあってもちゃんと思い出せるスキルなのです。
では、なぜ小学校4年生までに?と言うと、子どもの精神発達が関係してきます。小滑降高学年になるとどうしても羞恥心というものが芽生えてきます。また、「日本語」に強くこだわりを持ち始めるので、どうしても自然な英語の音よりも「日本語っぽい」英語の音にしたくなってしまう、馴染みのある音に変換したくなってしまう傾向にあります。
これではせっかくフォニックスの理論を学んでも、正しい音が出せないので、また大人になって苦労してしまいます。
ですから、お教室を選ぶ時は「フォニックス指導をしている」かどうかをきちんとチェックしてみてください!公立の小中学校では、まだ指導できる先生が少なく、導入できていない学校が大半です。せっかく通わせるなら、文法よりも会話よりも、まず発音。ネイティブスピーカーの先生にこだわらなくても、【英語発音技能検定EP-Pro®】の有資格者がいるお教室を選ぶと、ていねいに1から教えてくれるので安心です。